ヘルパーステーション奏 通信 第10号

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ヘルパーステーション奏 通信 第10号

新年あけましておめでとうございます。昨年末は落ち着いていた新型コロナウイルス感染者数が、年明けに急増し、お隣の広島県ではまん延防止等重点措置が発令されている状況となりました。
今年1年、大きな事故等無く、無事平穏に過ごせたらと思っていますが、再びコロナ対策に翻弄される年となるのでしょうか。

第10回目の情報発信をさせていただきます。

今回は2点。
①「Zoom」について
②ヘルパーが対応している具体的サービスについて

①「Zoom」について

新型コロナウイルス感染症が確認された後、一気に世の中が変わりましたね。特にそう感じるのは、会議や研修です。
今までは、会議や研修と言えば、どこかの会議室や会場に人が集まって開催されることが当たり前でしたが、コロナ禍では、Web会議が当たり前になってきました。
業務で関わる中でも、「Zoom」と呼ばれるWeb会議システムの利用が多くなっています。
最初は、自分の顔が、ずっと画面に映っていて、緊張して慣れずにいましたが、回数を重ねるごとに、顔が映っていることにあまり気を取られなくなりました。
昨年の、緊急事態宣言が出ている期間は、家族様と施設で暮らしている高齢者との面会がオンラインになっているところもありました。
実の家族と簡単に会えないのは、何だか違和感を感じますが、更なる感染を防ぐために仕方がないと思うしかないのでしょうかね。
オンラインの技術は、どこまで進化するのでしょうか。高齢になっても使いこなせるシステムであって欲しいと思います。

②ヘルパーが対応している具体的サービスについて

ヘルパーが対応できる介助内容には、多くの種類がありますが、いくつか取り上げて、そのケア方針を説明してみたいと思います。
今回は、「自立支援・重度化防止のための見守り的援助」です。
ヘルパーの具体的な支援内容として、あまり聞きなれない項目かもしれません。具体的な内容は、たくさんの種類があるのですが、ここでは「掃除」という項目に着目して、説明したいと思います。
お部屋の掃除の仕方を、大きく2種類に分けて考えてみます。
パターン1・・・寝たきりの利用者がベッドに横になっており、ヘルパーが掃除機をかける。
パターン2・・・利用者自らが掃除機をかけ、ヘルパーがそばについて、転倒しないように見守ったり、漏れが無いよう掃除機をかける範囲を教えたりする。
両パターンともに、「掃除」をしているのですが、利用者本人の関わり方は全然違います。
パターン2が、「自立支援・重度化防止のための見守り的援助」と区分される取組で、我が事業所でも、身体的に動ける方であれば、なるべくパターン2の関りを提案させていただき、本人の身体的能力が維持・改善できるような方向へと持って行くよう頑張っています。

本年も、よろしくお願いいたします。