令和3年度 訪問介護インセンティブ事業へ 今年も参加します

 | 

令和3年度 訪問介護インセンティブ事業へ 今年も参加します

岡山市の主催する「訪問介護インセンティブ事業」に、今年度も参加することとなりました。

そこで、今回は、この事業の概要について紹介します。

現在、介護保険制度においては、自立を支援する制度が求められているところです。
岡山市では、以前から「デイサービス改善インセンティブ事業」として、通所介護において状態改善を促す取り組みを行っていましたが、
令和元年度から、訪問介護においても本事業を開始しました。

この事業の目的は、訪問介護においてリハビリ専門職の知見を活用し、高齢者の身体状態の維持・改善を促し、高齢者の自立支援につなげていくことです。
参加を希望する事業所が手を上げ、対象とする利用者を選定します。
リハビリ専門職にヘルパーと同行訪問していただき、高齢者の状態を見て、自立支援の視点からアドバイスをいただけます。
約半年後に、再度同行訪問し、その維持・改善度を評価します。

上記評価と、別に決められている指標(事業所に自立支援のヘルパー研修を実施、市主催の研修に参加する等々)の結果をまとめて、
成績上位の事業所に表彰等が渡されるという事業です。

ヘルパーステーション奏は、初回から参加しており、今年で3回目の参加となります。
おかげさまで、過去2年連続で表彰されるという栄誉を受けました。

今年度も、この事業に真摯に取り組み、ご利用者様の自立度が上がるように頑張りたいと思います。
その結果として、3年連続で上位事業所に入れればいいなと思っています。

今年度対象とさせていただいた、ご利用者様・ご家族様には、ご協力に感謝いたします。

ヘルパーステーション奏 通信 第3号

例年より早い梅雨入りとなりました。
気温が高い日も出始めており、体調崩さず過ごしていきたいと思います。
第3回目の情報発信をさせていただきます。

今回は2点。
①「利用者様の状態を、今以上に悪化させたくない」
②我が社の行動指針

①「利用者様の状態を、今以上に悪化させたくない」

介護保険法に、
【(介護保険)の保険給付は、要介護状態の軽減若しくは悪化の防止又は要介護状態となることの予防に資するよう・・・】
という文章があります。
前回と似たような内容ですが、この文に則り、支援をしています。
ヘルパーが、まだ利用者に出来る能力があるのに、掃除、洗濯等何でも手伝ってあげると、かえって利用者の自立度が下がってしまう可能性があります。
利用者様の中には、「どうして私がするの?」とお思いの方がいるかもしれないですが、上記の考え、ご理解ください。

②我が社の行動指針

ご利用者様が心地よく安全な毎日を過ごしていただけるよう、職員は、以下の事項を忘れず行動することを掲げています。

・何ができるかを考え、今できる精一杯のことをする
・連帯感と熱意を持つ
・常に刷新を求める
・スタッフ同士で相互にフィードバックし問題を解決する
・感動を生み出す
・謙虚さをもつ

この理想に少しでも近づけるよう、社内研修も含めて、日々仕事に取り組んでいます。
ご利用者様、ご家族様で気になることがあれば、ぜひご意見等お願いいたします。

その他)新型コロナウイルスに関して

当事業所のほとんどのご利用者様がご入居されている「カーサクラ益野」では、入居する高齢者の方々、高齢者施設に従事する職員等に対し、6月~新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。
7月中には、ほぼ全員が接種完了する計画です。

岡山県内は、6月10日現在、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が発令されております。
引き続き、職員一同、感染の防止に努めております。

ヘルパーステーション奏 通信 第2号

ヘルパーステーション奏 通信 第2号

ほとんど身動きの取れなかったゴールデンウイークも終わり、日中も暑く感じる日が出てきました。
第2回目の情報発信をさせていただきます。

今回は2点。
①「訪問介護」の目指すもの
②当事業所が取得している、介護報酬の「加算」について

①「訪問介護」の目指すもの

我々訪問介護員は、何のためにご利用者様を支援しているのかということですが、
介護保険法の「目的」に、以下のようなものがあります。
【疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護を要する者等について、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、目的とする。】(一部省略)
当事業所では、この目的に沿い、ご利用者様が出来る部分はいつまでも継続していただき、時にはヘルパーが近くで見守りながら一緒に動いていただき、できない部分はヘルパーが代行するような方針で関わっております。
時々、ご利用者様から、「どうしてヘルパーさん来てるのにしてくれないの」、という意見を聞く時がありますが、上記の方針で関わっておりますので、ご理解・ご協力をお願いしたいと思います。

②当事業所が取得している、介護報酬の「加算」について

前回取り上げましたが、ヘルパーステーション奏では、介護報酬の基本単位に対し、3種類の加算を上乗せしております。
・特定事業所加算・Ⅱ
・介護職員処遇改善加算Ⅲ
・介護職員等特定処遇改善加算Ⅰ
(令和3年5月1日現在)

この加算を事業所が取得するために、複数の条件があります。
例えば、
(1)ヘルパーの質の向上を目的に、定期的に研修を受けさせる
(2)ヘルパーに定期的に健康診断を受けさせる
(3)上記加算により得た報酬を、ヘルパーの賃金等で収入を増やす等々
ヘルパー・事業所の質を上げるように努力をしている部分に対する加算と考えてもいいともいます。
この加算により、皆様には、ヘルパー利用料の負担増につながっていることは前回書きましたが、その結果、他事業所よりも質の良いサービスを提供できる事業所を目指しております。
気になるところがありましたら、皆様からのお声をいただけると、ありがたいです。

一部地域に発令されている、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の影響が気になります。
引き続き、職員一同、感染の防止に努めております。

ヘルパーステーション奏(かなで)通信 第1号

今月より、新たに、定期的な情報発信をしていくことにしました。今後とも、よろしくお願いします。 コロナ禍の中、短期的に世の中の状況が変わっていきます。 毎年変わらず咲いた桜も、ほぼ散ってしまいました。 マスク着用や3蜜回避等、職員一同、がんばって感染の拡大を予防しています。 この通信では、当事業所(ヘルパーステーション奏)の状況や、「訪問介護」も内容等を紹介していきたいと思います。 第1回目は、ヘルパーステーション「」の名前の由来について。 「」・・・関わるみんなが一緒になって、音楽を奏でるように協力し合い、良い関係を築いていける、そのような思いを込めて、社長が名づけたそうです。 その思いに合わせ、職員だけでなく、ご利用者様も、そのご家族様等も一緒に関わりあえればいいと思います。 さて、ご利用者様のご家族様等には既に案内しておりますが、令和3年4月〜、新たに「介護職員等特定処遇改善加算・Ⅰ」を取得しております。 ヘルパー利用料の負担増につながってしまいますが、より一層、ヘルパーさんの質の向上を目指しておりますので、よろしくお願いいたします。 加算とは何か?また次回以降に、説明したいと思います。

令和2年度も訪問介護インセンティブ事業にて表彰されました

昨年度に続き、令和2年度も、ヘルパーステーション奏が、訪問介護インセンティブ事業の上位事業所として表彰されました。 令和3年3月26日、岡山市役所にて、表彰式が実施されました。 昨年度同様、訪問介護とリハビリ専門職が連携し、高齢者の自立を支援しました。 各訪問介護員が、リハビリ専門職の助言を活かしながら、ご利用者様の自立度を上げる、またはこれ以上下げないことを目標に、支援し続けてくれた成果が評価されたものと思います。 また、同時に、ご協力いただいたご利用者様、そのご家族様等に感謝いたします。 賞状の受け取り 岡山市長と記念撮影