ヘルパーステーション奏 通信 第2号

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5月, 2021年

ヘルパーステーション奏 通信 第2号

ヘルパーステーション奏 通信 第2号

ほとんど身動きの取れなかったゴールデンウイークも終わり、日中も暑く感じる日が出てきました。
第2回目の情報発信をさせていただきます。

今回は2点。
①「訪問介護」の目指すもの
②当事業所が取得している、介護報酬の「加算」について

①「訪問介護」の目指すもの

我々訪問介護員は、何のためにご利用者様を支援しているのかということですが、
介護保険法の「目的」に、以下のようなものがあります。
【疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護を要する者等について、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、目的とする。】(一部省略)
当事業所では、この目的に沿い、ご利用者様が出来る部分はいつまでも継続していただき、時にはヘルパーが近くで見守りながら一緒に動いていただき、できない部分はヘルパーが代行するような方針で関わっております。
時々、ご利用者様から、「どうしてヘルパーさん来てるのにしてくれないの」、という意見を聞く時がありますが、上記の方針で関わっておりますので、ご理解・ご協力をお願いしたいと思います。

②当事業所が取得している、介護報酬の「加算」について

前回取り上げましたが、ヘルパーステーション奏では、介護報酬の基本単位に対し、3種類の加算を上乗せしております。
・特定事業所加算・Ⅱ
・介護職員処遇改善加算Ⅲ
・介護職員等特定処遇改善加算Ⅰ
(令和3年5月1日現在)

この加算を事業所が取得するために、複数の条件があります。
例えば、
(1)ヘルパーの質の向上を目的に、定期的に研修を受けさせる
(2)ヘルパーに定期的に健康診断を受けさせる
(3)上記加算により得た報酬を、ヘルパーの賃金等で収入を増やす等々
ヘルパー・事業所の質を上げるように努力をしている部分に対する加算と考えてもいいともいます。
この加算により、皆様には、ヘルパー利用料の負担増につながっていることは前回書きましたが、その結果、他事業所よりも質の良いサービスを提供できる事業所を目指しております。
気になるところがありましたら、皆様からのお声をいただけると、ありがたいです。

一部地域に発令されている、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の影響が気になります。
引き続き、職員一同、感染の防止に努めております。